「令和元年」北海道大周遊の旅行に参加して ~自然を満喫し、歴史探訪と文化を楽しむ…雑感~ |
6月26日から7日間、参加者13名、浜茄子の咲く憧れの北海道を旅して来た。
主な観光スポットは、オホーツク海側道東「網走等」から、道央「大雪山系黒岳、層雲峡温泉、旭川、富良野、夕張等」を経由し、日本海側道西「定山渓温泉、小樽周辺、札幌等」に至る、ほぼ横断のバスの旅。
道央に聳える雄大な国立公園大雪山連峰や道西の同支笏湖等、山紫水明の絶景に息を呑む。感動の眺望に厭きることも忘れる。
また、重文博物館網走監獄をはじめ、札幌市の大倉山展望台から市内を眺め、重文旧北海道庁、時計台、北大、札幌ドーム等を車窓観光後、小樽運河、同赤レンガ倉庫群を訪ねた。
これらの建造物は、それぞれに北海道の困難な開拓や発展の歴史を今に伝えており、大変感慨深く、暫し往時を偲ぶ。
更に、旭川の三浦綾子記念文学館、英国式ガーデン上野ファーム、映画「幸福の黄色いハンカチ」の夕張ロケ施設並びに余市のニッカウヰスキー工場等を見学・試飲。
この一連の見学により、時間芸術としての小説「氷点」等や、総合芸術の当映画等が人間生活を高める新しい価値生成の文化として、貢献していることに改めて感銘。情景を反芻。
天候に恵まれ、海産物の「蟹」をはじめ、地産果菜「夕張メロン」他に舌鼓。名湯の癒し、パッチワークさながらの富良野等農園の美観ともども、想い出多い旅でした。
(文・荒木光夫<経・経67年卒/写真・髙森正雄>)