法政大学経済学部同窓会創立25周年記念集会の報告

1部「ホームカミングの集い」
2017年11月12日、法大市ヶ谷キャンパスで法政大学経済学部同窓会創立25周年記念集会が開催された。1部の「ホームカミングの集い」は、外濠校舎の405教室で12時から、約180名が参加し盛大に催された。記念集会の1部の「ホームカミングの集い」は、経済学部教授会と同窓会の共催という画期的企画で、教授会主任の藤田貢崇教授の司会のもと、冒頭、法大アカデミー合唱団の指揮での参加者全員の校歌斉唱で始まった。
経済学部長鈴木豊教授のホームカミング・ウエルカム・スピーチが行われ、最近の経済学部の教育近況が報告され、続いて前経済学部長で法大常務理事・副学長の奥山利幸教授から法大120年の歴史と近況についてのスピーチがあった。
田中優子総長は、所要のため欠席したので、大学のHPに公開されている今年の入学式に行われたスピーチの動画がスクリーンに映された。当日のスピーチ参照。

 


スピーチする鈴木学部長

スピーチする奥山常務理事(前学部長)

ホームカミングの集会の会場

休憩の後、経済学部同窓会創立25周年を記念して募集された学生の懸賞論文の入選発表と表彰式が行われた。
同窓会副会長で懸賞論文審査委員長の村串仁三郎元経済学部教授から、審査結果、1等賞は該当者なし、2等賞(賞金2万円)に三輪倖平(4年生)「保育士不足を解決するには?―労働供給の賃金弾力性に基づく政策分析―」、3等賞(賞金1万円)に、上山隼人(3年生)「生物多様性保全―釣り人による外来魚駆除の促進と保全サイクルの提案―」、松村瑞希(3年生)「マイクロ・プラスチックの発生・排出抑制対策―デポジット制度導入の効果―」が報告された。
表彰式のあと、2等賞の三輪倖平君から入賞者を代表するあいさつと、2等論文の内容が紹介された。

 


会長から表彰状をうける三輪倖平君

その後、元経済学教授の永井進名誉教授による経済学の歴史、古典経済学からケインズ経済学、サミュエルソンの新古典派総合についてのわかりやすい講話が行われた、硬くなった頭に良い刺激を与えた。当日のスピーチ参照。
さらに卒業生スピーカーとして当初セブン&アイ・ホールディング顧問で前社長の村田紀敏さんのスピーチを予定(予定講演要旨は別途、経済学部HPの「特別講義」欄に掲載)していたのだが、急な事情により、一昨年文化シヤッター社長に就任された潮崎敏彦さんのスピーチに変更された。潮崎社長は、大学の歴史に触れ、目下大学の理事の立場から大学への卒業生の協力を訴えていた。
1部の最後に、杉本龍勇経済学部教授による「日本経済に与えるスポーツの影響―東京オリンピックに触れて―」と題する記念講演が行われた。
杉本教授は、経済学部卒業生で、オリンピック出場(100m)の経験もあり、ドイツ留学後、中京大大学院博士課程を経て、浜松大学の教員となり、2011年に法大経済学部で教べんをとっている異色の先生である。
講演は、東京オリンピックやスポーツの日本経済に与える影響について興味深いものであった(講演要旨は別途、経済学部HPの特別講義欄に掲載)

当日のスピーチ集
鈴木経済学部長ウェルカム・スピーチ
鈴木豊経済学部長は「ホームカミングの集い」のホストとして出席者に謝辞を述べ、経済学部の現況と取り組みを説明した。経済学が扱う問題は多様なので、学部は経済・国際経済・現代ビジネスの3学科体制をとり、72名の専任教員のもと、1学年876名の学生が学んでいる。5年毎にカリキュラムを改革し、グローバル化や法政大学憲章「自由を生き抜く実践知」に応えて英語力の重視、ゼミ、外国留学、学生の主体的研究活動、フィールドワークなど、知と実践の相互作用に取り組んでいる。
学部長は「ウェルカム・スピーチ・メッセージ」として、経済学部は学生が卒業後も満足が得られるよう教育している。満足が得られれば母校に再び目を向け、大学と在校生と卒業生の間に持続的な好循環が生まれると期待できるからだ。卒業生組織が充実し、創立25周年がその契機になってほしいと述べた。

奥山常務理事スピーチ
奥山利幸常務理事・経済学部教授は、法政大学の歩みと将来について、次のようなスピーチをした。
1880年の東京法学社設立、1920年の法学部・経済学部設置を経て、59年の経営学部設置でほぼ法政の形ができた。84年の経済学部・社会学部の多摩移転後、大学は諸施策を打ち出し、2009年のスポーツ健康学部の設置で現在の15学部体制になり、さらに14年のスーパーグローバル大学採択で受験生は急増し16年には11万人を超え、偏差値も急上昇した。14年に田中優子総長になると、法政が創立150年を迎える2030年を見据えて長期ビジョンHOSEI2030を策定した。
多摩キャンパスは30年後には1号館から15号館までを建て替える予定だ。多大な資金が要るが、その使い方には、教育研究の公平性の確保など、百年先を見据えての極めて大きな経営判断が必要である。

田中優子総長講話
「映像による総長講話」と題して、17年度入学式の総長式辞の音声画像が映された。
総長は、この数年の法政の飛躍は入学志願者数だけではない。4つの飛躍がある。①学生の多様化とグローバル化、②ダイバーシティ宣言、③長期ビジョンHOSEI2030の策定、④「自由を生き抜く実践知」と題する法政大学憲章の制定、である。④の憲章は本学の教育研究上の約束となる。この4つの飛躍に中に皆さんの飛躍の鍵が隠されている。人生は一度で、それもあっという間に過ぎていく。皆さんは自らの長期ビジョンを作り、その実現に向かって法政大学を大いに活用してほしい、と真情をこめて語った。
(この映像は法政大学のホームページで公開しています――編集部)

永井名誉教授スピーチ
永井進名誉教授は「マクロ経済学の潮流と金融危機」と題して、次のようにスピーチした。
アダム・スミスらの古典派経済学、マーシャルらの新古典派経済学とワルラスらの一般均衡論からミクロ経済学・市場経済学が形成され、一方、ケインズは貨幣の役割を重視しマクロ経済政策の有効性を強調し、マクロ経済学の基礎を作った。その後の経済学は精緻化され、80年代には新古典派マクロ経済学が主流になり「ケインズは死んだ」といわれた。しかし2007~09年の金融危機では、米財務省と連邦準備制度は膨大な公的資金を金融システムに投入し、その結果、経済は急速に回復し、4年後には投入した資金の多くは回収され、1660億ドルが納税者に還元された。この短期的景気刺激策は死んだといわれたケインズ政策そのものだった。いま経済学は理論的に精緻化されているが、現実への適用性に向き合うことも望まれる。

潮崎卒業生スピーチ
潮崎敏彦・文化シヤッター㈱社長・法大理事は「法政大学と卒業生」と題して以下のように話した。
法政の卒業生は47万名。27万名が連絡可能だ。それに毎年7千名が加わる。この大集団を一体化し大学に貢献していかなければならない。卒業生は大学に寄付をし、奨学金を充実させ、スポーツ支援をしよう。
大学財政は厳しい。校舎は次々と建替えが必要だ。18歳人口は減る。文科省は東京23区内の大学は定員を守れという。その中で生き残らなくてはならない。 50年前は7割が地方出身学生だったが、今は7割が首都圏だ。全国から学生が集まる大学にしたい。田中総長は、地方で講演会を企画すれば出席してくれます。
ブランド力アップはHOSEI2030の大きなテーマである。卒業生の社会での活躍・頑張りがブランド力だ。法政のブランドをさらに上げよう、とスピーチを結んだ。
(このスピーチ集の文書は、同窓会小倉尚広報部会長の提供による。編集注記)

第2部 記念祝賀パーティ
2部の記念祝賀会は、外濠校舎の6・7階の薩埵(さった)ホールにて3時半から開催された。
パーティは同窓会の高森正雄、山﨑智恵両氏の司会で始まり、主催者を代表して辻田実同窓会長の挨拶に続き、桑野光秀法政大学校友会、理系同窓会(幾つかの工学部系の同窓会)渡辺嘉二郎会長(法大名誉教授)の後、法大OBの落語家の獅子舞、来賓紹介、鏡開き、元経済学部教授の伊藤陽一名誉教授の乾杯の音頭で祝宴が開始された。
しばらく歓談し合い、会場整理に当たってくれた出席された現役学生代表の紹介があり、、参加者はこもごも旧交を温め合い、この集会で初めて会った卒業生同士が親しく語り合い、よき師よき友が集い結び合った。

 


挨拶する辻田会長

祝賀会の前景

法大生の「ニューオレンジスイングオーケストラ」も軽快の演奏の後、長寿会員慶賀、記念品贈呈のあと、応援団リーダー部とチアリーディング部の元気なパフォーマンスに会場は盛り上がった。
最後は、参加者全員が校歌を歌って、閉会した。

 

円陣を組んで校歌合唱

5年前の経済学部同窓会創立20周年記念集会には、約380名が参加し、約640万円の協賛金が集まった。たが、今回は、区切りの悪い25周年とあって準備もやや遅れたが、同窓会の役員一同は、一致協力参加者を増やすために奔走して約200名の参加者があり、協賛金も360万円もあり、25周年記念集会に参加はできないが、せめて協賛金という同窓会への協力者が多かった。
200名近くを集める経済学部同窓会の25周年記念集会は、法大学内の同窓会には見られない最大の動員力をもつ大盛況となった。

 


師を囲んで

集会参加者の声
石川達也(靍見ゼミ、2008卒、野村信託銀行勤務)
この度は創立25周年記念の集い・祝賀パーティーに参加させていただきありがとうございました。様々な分野でご活躍された先輩方や、今まさに経営のトップ・要職に就かれご活躍されている方々、そして学生に皆さんが「法政大学経済学部同窓会」という旗のもと一同に会して懇親を深められる姿に、あらためて“同窓”という集まりの尊大さを感じるとともに、25年という時の経過の中で築きあげられた「法政大学経済学部同窓会」の“強い絆”を感じられる大変有難い機会となりました。
昨今、企業においては学閥色が徐々に薄れているとも言われておりますが、それでも“同窓”の先輩後輩という繋がりは根強いものがあるように感じます。そうした中で、法政大学経済学部を巣立った先輩が、日々勉学に励み社会での活躍を志す後輩たちをサポートする、そうした仕組みの基盤をこの25年で固められてきたことは法政大学経済学部の貴重な財産に他ならないもの思います。
「法政大学経済学部同窓会」がさらに次の四半世紀に向けて“同窓の絆”を一層強くするために、比較的学生に近い中堅・若手といった我々の世代が担える役割も小さくはないものと感じます。「法政大学経済学部同窓会」がさらなる発展を遂げるために、私自身も微力ながら尽力していければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

吉田祐樹(村串ゼミOB、1998年卒、高校教員)
大変恐縮ですが、私は卒業して20年が経ち初めて同窓会に参加させて頂きました。ゼミの恩師である村串仁三郎先生に「もうこれが最後だ。会えないかもしれない。」「生前葬と思って必ず来てくれ!」という半ば脅迫めいた(笑)お誘いを何度も頂きながら参加できず、申し訳ない気持ちが募っておりました。先生にご挨拶・ご報告をしなければという思いから参加させて頂いたところ、お元気な姿を拝見し、まだまだ20年は大丈夫だと安心致しました。
ホームカミングの集いでは、大学の現状や今後の展望などの報告を受け、母校の躍進する姿を頼もしく誇りに感じました。私は現在、高校で社会科の教員をしていることから、永井進名誉教授・杉本龍勇教授・文化シヤッター社長の潮崎様の講演は仕事に還元できる内容が多々あり、大変興味深く拝聴させて頂きました。記念祝賀パーティーでは、知り合いが全くいなかったにも関わらず、初めて同窓会に参加されたOBの方も複数名おり、多くの卒業生や現役の学生と出会い、情報交換する機会を得て、この上ない貴重な時間を過ごすことができました。このような会を企画してくださった皆様に感謝し、母校の発展を陰ながら応援していきたいと思いました。本当にありがとうございました。

関裕二(高村良盛ゼミOB、多摩1期生、郵便局長)
当日同窓会で名刺を交換させていただきました関裕二です。同窓会に参加させていただき、法政大学のOB・OGの凄さを感じました、本当に最後見知らぬ方と肩を組み校歌を歌っている時に感動しました。今後も法政OBとして頑張ってまいります。機会あるごとに時間が合えば、各種の行事に参加したいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。(集会の後、関さんは、同窓会に加入していただきました。編集注記)

三輪倖平(浜秋ゼミ4年生、懸賞論文2等入賞者)
この度は経済学部同窓会の懸賞論文で栄誉ある賞をいただき、とても光栄に感じております。このような賞を頂けたのは普段から熱心に指導をしてくださっている濱秋先生をはじめ、僕を普段から支えてくださっている皆様のおかげであると感じております。これからも勉強をして、より良い論文を書けるように努めていきたいです。
さて、先日行われた表彰式とその後の懇談会では法政大学経済学部の先輩方の普段では中々聞くことのできない貴重なお話をきく機会がありました。これを通し経済学部同窓会とは、普通に生活していては中々お会いできない方々とお会いして話ができる素晴らしい場であることを実感しました。そしてその中で経済学部OBの方々が、普段から私達在学生のことを応援してくださっていることや法政大学経済学部のつながりの強さを肌で感じることができました。私も来年度からは社会人となり法政大学を卒業します。在学生から卒業生となるため、法政大学OBの仲間入りをすることとなります。社会人になるということで不安もたくさんありますが、同窓会という心強い味方がいるということが分かりましたので時には頼りながら法政大学経済学部の卒業生という自覚をもって頑張っていきたいです。

匿名(平田ゼミOG、多摩1期生、主婦)
先生の方から先にご連絡いただき恐縮です。学生時代の先生方にお会いでき楽しい時間でした。有難うございました。市ヶ谷校舎がとても綺麗で驚きました。中核派の大きなバリケードやばたばた貼られたビラで、怖い記憶しかなく…。新築の多摩校舎で過ごした私には、常務理事奥山先生の多摩校舎の老朽化発言には驚きでした。それだけ年月が経ったということですね。
私はIT企業でシステムエンジニアとして25年勤務して約4年ほど経ちます。社会人の時は忙しく、友人会う機会もなかなかありませんでしたが、この年齢になって地方勤務だった友人達が東京に戻り、会えるチャンスが増えました。せっかくなので「ホームカミングの集い」の話をしようと思っています。
25年を機会に同窓会に入会させていただき嬉しく思います。

藤野靖久(村串ゼミ、1983年卒、元自衛官)
ゼミの恩師の村串先生から声をかけていただき、経済学部同窓会創立25周年記念パーティに参加させていただきました。当日はゼミの後輩のみなさんやフレッシュな現役の学生さん達と話したり、同じ年の卒業生と偶然出会ったりと思わぬ邂逅の機会を得ました。また応援団の溌剌とした演技では神宮で大いに盛り上がった頃が思い出され、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
同総会に今回初めて参加しましたが、50歳代の私でも相対的に若い世代であることには少し驚きました。私達の世代以上は、同窓会に思い出や懐かしさを求めるところが大きいのですが、会のさらなる活性化のためにお互いが高めあい、後輩を育てるような気風を醸成していくことも大切だと思います。
就職や仕事に悩む若い世代には、年齢の近い世代や仕事上の上司世代からの助言や励ましによって道しるべを与え、仕事の現役世代には、先輩や同期世代から刺激を受けるような同窓会に育てていくのが会員の使命かと考えています。
これからも会が現役の学生・教授陣とOB・OGとのよき架け橋となり、会員相互が高めあうような場となることを祈っています。

大竹久子(平成5年卒、主婦)
数十年振りに友人と同窓会に出席しました。私たちが学んだ校舎も様変わりし、立派にそびえ立つ校舎になりました。あの頃の懐かしい思い出が昨日の様に思い出されます。最近は経済学部OB会の散策の会にご一緒させて頂き、楽しい一時を過ごさせて頂きました。
11月12日に経済学部同窓会に出席、12時からホームカミングの集いが開催されました。法政大学アカデミー合唱団の校歌、歓迎歌から始まり、素晴らしい歌声に感激しました。映像による総長講話に感銘を受けました。
15時から記念祝賀パーティが始まり、主催者、来賓挨拶の後に法政大学卒業生、落語家初音家佐吉の獅子舞が始まりました。素晴らしい踊りに感銘しました。とても縁起が良いですね。 鏡開き、来賓紹介の後に、皆で乾杯となりました。
ランチバイキングを堪能しながらの皆さんとの交流、本当に出席出来て良かったです。 同窓会の時しか会えない友もいます。同窓会の為に遠方から駆けつけて来た友、本当に感謝致します。又新たな出会いもありました。村串先生ともお会い出来、写真も3人で撮らせて頂き有難う御座いました。 法政大学の卒業生の皆様、次回是非参加してみませんか?

平谷文子
経済学部同窓会に今年入会して、参加させていただきました。外濠校舎の新しい建物が綺麗で、エスカレーターで上がれるのは驚きました。
405教室でホームカミングの集いでは、法政大学アカデミー合唱団のリードのもと、全員で校歌斉唱、歓迎の歌を聴きて感動。たくさんのスピーチ、総長講話は、今の大学の新たなる発見でした。
記念公演の杉本先生のお話は、3年後の東京オリンピックに触れてのお話は、オリンピック後の施設の維持管理は重要な課題だと、感じ、主催者はその辺はどう感じているのか?と思いました。また、日本人は座る時間が多すぎる。体力増進には、バトミントンを2時間するより、4階までの階段を5往復する方が体力があがる。立っている方が体力増進とのお話に、階段もそれ程使わないし、立っていることも少ないなあと・・・・・。
記念祝賀パーティーは、美味しいお料理をいただき、同テーブルの方とお話をしたり、村串先生、先輩が、たくさんの方を紹介してくださりとても楽しい歓談になりました。後輩たちのオーケストラの演奏、応援団、チアリーディングの演技に、元気をもらいました。また頑張れるぞ!!法政で学んで良かった!!楽しいパーティーでした。
準備から終了までご尽力してくださった皆さま、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

「経済学部同窓会創立25周年記念ホームカミングの集い」のプログラムの一部に変更のお知らせ。

『経済学部同窓会創立25周年記念ホームカミングの集い』のプログラムに一部変更がありました。
当初予定の講演は、菊池道樹先生によるものでしたが、先生の体調不良のため、杉本龍勇教授の『日本経済に与えるスポーツの影響―東京オリンピックに触れて―』に変更されました。
詳細は添付のチラシをご確認ください。

経済学部同窓会創立25周年記念事業の訂正版チラシ

訂正版チラシ

 

経済学部同窓会は今年創立25周年を迎え、11月12日に記念集会を開きます。

法政大学経済学部同窓会は、11月12日に別掲のような創立25周年記念集会を開きます。経済学部卒業生のみなさま方の参加を期待しています。
経済学部同窓会設立の目的。1990年に法政大学の元理事、監事(共に校友会の役員)らが、大学の土地の売買をめぐって建設会社から3億円を口利き料として騙し取ったという理由で、逮捕された事件が起きました。このいかがわしい事件にかかわった校友会と別個に、私利私欲のない愛校心に基づいた卒業生の組織として、大学を支援し、卒業生相互の親睦を図ろうと、1992年3月に経済学部同窓会設立されました。
当初数百名でスタートした会員は、数年で3000名を超え、大きく発展しました。
経済学部同窓会の行なってきた主な活動は、会報の発行、国内外の旅行、名勝地の散策、グルメ・ゴルフの会、駅伝、野球、サッカーなどの応援・観戦、経済学部教授会との懇親会、経済学部教授員によるグレードアップ「講座」、忘年パーティ、総会に続く「オレンジの集い」などの開催、学生によるディベート大会やプレゼンテーション大会への参加と支援、学生向けの就活支援セミナー、学生のためのインターンシップの企画・支援などです。
経済学部同窓会の活動は、多くの卒業生や大学関係者から高い評価をえてきています。しかし昨今、卒業生の同窓会への関心が希薄になり、会員の高齢化もあって会員の減少もあり、経済学部同窓会の在り方が問い直されています。
経済学部同窓会は、本年で創立25周年を迎える、経済学部教授会との共催で、経済学部卒業生のホームカミングデーを軸に記念事業を開催し。卒業生の参加を呼びかけ、会員の拡大を図りつつ、卒業生相互の親睦を強化し、大学と経済学部や学生への支援を強め、いっそうの発展を願っています。

経済学部同窓会創立25周年記念事業のチラシ

表紙

表紙裏

 

協 賛 金 の お 願 い


会員並びに卒業生の皆様
会員・卒業生の皆様には平素から同窓会へのご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
同窓会はこのたび創立25周年を迎え、本年度記念式典や祝賀会、また様々な事業を実施することとなりました。つきましてはこれらの行事や事業を進めるための資金を現在募集中です。時節柄恐縮ですが、記念事業を成功させるため、皆様のご協力をぜひともお願い申し上げます。

法政大学経済学部同窓会創立25周年記念事業委員会
委員長(同窓会会長)辻田 実

1.協賛金額 1口5,000円、できれば2口以上お願いします
2.募集期限 2017(平成29)年3月末日
3.申込方法 郵便振替でお願いします
口座名称:法政大学経済学部同窓会25周年事業委員会
口座番号:00180-0-546975
※趣意書をご希望の方は、同窓会事務局までご連絡ください。

(お問い合わせ先)
法政大学経済学部同窓会事務局
〒194-0298 東京都町田市相原町4342 TEL/FAX:042-783-2550