経済誌として有名な週刊『ダイヤモンド』 誌の2019年10月5日号は、「国立公園研究の第一人者」 として、経済学部同窓会設立への貢献や、 本学への学術的貢献の厚い村串仁三郎名誉教授のコメントを掲載し ています。
一部引用します。
『その規制自体も完全ではない。「過去に多くの開発計画が国立公園内で浮上し、 その幾つはまだ生きている。 国立公園制度だけでは阻止することはできない」 と国立公園研究の第一人者の村串仁三郎・ 法政大学名誉教授は言う』
村串名誉教授は、経済史の分野での業績が知られており、 その知名度は計り知れないものがあります。しかし、 国立公園の研究も随分以前からされています。かつて「環境」 といえば公害などの方が注目された時代には国立公園等、 心の豊かさに関係する研究は、さほど注目されませんでしたが、 心の豊かさを考えさせられる時代になり、 教授の国立公園に関する著書は現在の研究者に研究の基礎を提供し ています。
これは、皆様も「国立公園研究の第一人者」 と評される教授が尽力されて来た経済学部同窓会の一員であるとい う事に誇りを感じられる話題だと思います。
(文責:中村寿徳)