6月25日(土)12時30分から、経済学部棟305教室で学生25名、教員5名、同窓会員8名、計38名が参加して第13回経済学部学生ディベート大会が開催された。

学部長挨拶

12時半から始まった大会は、先ず廣川みどり経済学部長と学生会代表の田中美雨さんから開会の挨拶があり、続いて審査方法、ルールの説明と審査委員紹介ならびに選手紹介のあと、決勝戦が始まった。

廣川学部長からは、猛暑日の中を、当大会にご参加いただいた皆さんに謝辞が述べられた。(この日は群馬・伊勢崎市で最高気温が40.2に達した。6月に40度を超えるのは全国で観測史上初めて。東京も当日は35.4度を記録した。)

6月3日、10日、17日の予選では5ゼミ、9チーム(約45名)が参加し、3つの論題のもとで戦いが繰り広げられ、25日当日は下記のテーマで予選を勝ち抜いた宮﨑ゼミAチームと中谷ゼミβチームによって決勝戦が行われた。

「日本は移民を受け入れるべき」というテーマのもと両チームは肯定、否定それぞれの立場から白熱した議論を戦わし、立場を替えた入れ替え戦も行われた。

最終弁論(否定側)

 

最終弁論(肯定側)

 

論理性や資料・データの分析力などを競う熱のこもった戦いは、教員の杉本龍勇先生、馬欣欣先生、同窓会の花澤良三氏、嶋崇氏の計4名の審査員による採点の結果、優勝は宮崎ゼミAチーム準優勝は中谷ゼミβチームとなった。

「日本は移民を受け入れるべき」という第13回ディベート大会(決勝戦)の論題設定は、現在の世界政治・経済を揺るがす「ロシアのウクライナ侵攻」によって発生した各国への700万人に達する「難民」(6月8日現在)を、日本国としてもこれを受け入れるべきかどうかを真剣に考える機会を与えてくれた。

日本への難民の数は必ずしも多いとは言えないが、受け入れに伴う費用・手続き等は、相当な水準に達することを考慮すると、受け入れを躊躇する向きもあるが、難民当事者である老人、子供、女性の立場を思うと、一人間としては胸が痛む思いがする。

また、将来の日本の国際的スタンス(立場)についても慎重な配慮が求められることになるであろう。

審査員のみなさん
前列左から馬、杉本、嶋、花澤各審査員

表彰式では廣川学部長からは賞状授与が村田同窓会会長からは賞金授与が行われ、続いて審査員による講評、最後に村田同窓会会長の挨拶、学生会代表の永井健太さんからは閉会の挨拶があり3時間におよぶ大会の幕は閉じられた。

 

優勝 宮﨑ゼミAチーム

村田同窓会会長からは、日本移民の人たちに向け、日本文化の中で新しい香りと味付けを加えて、独自の文化を熟成させていって欲しいという「ワインの樽」についてのお話しがあった。 

準優勝 中谷ゼミβチーム

閉会挨拶のあとで、廣川学部長から、今大会の運営を担当した学生会代表と役員計4名を演台に招き、各人を紹介し、大会運営の労をねぎらった。

同窓会会長挨拶

最後に、参加チームや企画の運営に携わってきた学生会役員の皆さん、新学期早々の奮闘ご苦労さまでした。 

今大会の運営を取りまとめてきた学生会代表の永井健太さんから感謝のメッセージが寄せられているので以下に紹介したい。 

(文/写真・菅野里見)

 

第13回学生ディベート大会に参加して

経済学科3年 学生会代表 永井 健太

同窓会、教授会をはじめとした多くの方々のご協力を賜りまして、第13回学生ディベート大会を無事成功させることができました。大会に関わっていただいたすべての方に厚く御礼申し上げます。

去年の大会は新型コロナウイルスの影響で開催することができず、学生は十分なノウハウのないまま手探りで準備を進めることを余儀なくされました。しかし、今回は、参加者、学生会のそれぞれの試行錯誤の末に大白熱のディベート大会を開催できましたことを運営団体の代表として非常に嬉しく思っております。

これからもイベントを通して積極的に法政大学経済学部を盛り上げていく所存です。今後ともご支援を何卒よろしくお願い致します。