昨年10月にHOSEIミュージアムについて、このサイトの記事で紹介させていただきました。
昨年の記事では感染症流行による限定された開館から換気や消毒済のタッチペンの用意などの対策を講じて一般訪問者の来館に対応した事を中心にご紹介しましたが、ちょうど、その時のテーマ展示が「HOSEIスポーツの原点<第Ⅰ期>」でした。
特に気になったのが、フェンシングに関する展示で、ミュージアムでは、競技に使う実物のエペ(剣)を握られせていただき、思ったより「ずっしり」した質感に感激したのを覚えています。
「HOSEIスポーツの原点<第Ⅰ期>」は、フェンシング、野球、ウエイトリフティングに関する展示が主たるものですが、今改めて東京オリンピックの報道を見れば、野球の稲葉監督、ウエイトリフティングの三宅選手にももちろん期待は大きいのですが、フェンシングは法政出身の5名の方が選手に内定し、殊更、その歴史と実力に感嘆する面があります。
さて、今回の「HOSEIスポーツの原点<第Ⅱ期>」は陸上競技、スキー、テニスに関するものとなっています。
写真は石黒選手が1964年の東京オリンピックで着用したものだそうです。2020年東京オリンピックでも陸上競技はトライアスロンを含めれば在校生、卒業生合わせて6名が内定しており期待がかかります。
なお、当日は偶然予定が空いたとの事でHOSEIミュージアムを担当してくださっており前回の取材でもご協力いただいた准教授の古俣達郎さんから今回の展示やミュージアムの現状についてお聞きする事ができました。
こういう状況ですので、現在はミュージアムも感染症対策に万全を期しているそうですが、換気を徹底する事によって虫が入り込む事が多くなり対策を検討しているのだそうです。
非常に丁寧にミュージアムをケアされており、卒業生としてこういった方がミュージアムを担当して下さっている事を嬉しく思います。
今回の展示「HOSEIスポーツの原点<第Ⅱ期>」は8月27日までの展示となっています。
訪問の際はHOSEIミュージアムのWebサイト(下記)にて開館時間等ご確認の上訪問される事をおすすめします。
(2021年7月21日 常任幹事 中村寿徳)
【7月30日追記】
開幕直前、石毛さんの取材に応じる見延和靖選手 | 「HOSEIスポーツの原点<第Ⅰ期>」で大きく取り上げていましたフェンシングですが、本日(2021年7月30日)、東京オリンピック2020フェンシング男子エペ団体で、法政大学出身の見延和靖選手が金メダルを獲得しました。 |
(2021年7月30日 追記:常任幹事 中村寿徳、写真提供:常任幹事 石毛利雄)