昨年(2021年)の七福神巡りは、新型コロナウイルス感染症流行の影響で出来なかったものの、今年の七福神巡りは再開する事ができました。企画・案内段階では収まりつつあるようにみえた感染症の流行も1月29日の開催日が近付くにつれて再拡大し、控えめな開催となりましたが、最近、なかなか直接お顔をみてお話する機会が少なくなった方々と直接お会いできて、とても嬉しいひとときとなりました。

集合場所に行くと、案内して下さる高橋さんが、イベントの案内係が使う様な小さな拡声器を持って待っていて下さり、ついつい「マイクなんか使わなくても、この人数なら普通に喋れば分かりますよ」と言ってしまいましたが、「マイクを使うと、直接相手の方に向かわなくても(息が向かう方向を相手に向けなくても)話せるでしょ」と感染予防対策だという事を説明して下さり「なるほど、こういう方法があったか」と感心させられてしまいました。

行列を避けて参拝を見送った場所もありましたが、本当に嬉しい時間で、個人的にも、電話で話す事があっても「元気そうにしているが、本当は大丈夫だろうか、この前病気をしたと言っていたけれど」と思っていた方が、はぐれそうになった参加者をみて、すごい速度で走ってらしたのをみて、安心しました。知り合いの方々の元気な姿をみれた事が一番の御利益でした。

今回は、一旦感染症問題が落ち着きそうにみえた時期に企画したものの、正式な行事としての実施にまでは至らず、関係者個々人による案内となりましたが、次回以降通常通り開催できる場合は「事業・行事案内」(http://hoseikeiyukai.jp/gyoji/)に、ご案内を掲載させていただきたいと思います。

 

(水天宮前)

 

(茶ノ木神社)

 

 

2022年2月15日

文:中村寿徳(常任幹事)

写真:伊藤章(常任幹事)