12月10日(土)14時から、多摩キャンパス・百周年記念館国際会議場で学生約88名、教員9名、同窓会員8名、計約105名が参加して第13回プレゼンテーション大会決勝戦が盛大に行われました。
今回は14ゼミおよび個人2、計36チームが参加し、予選の結果、岡部ゼミB、竹口ゼミA、杉浦ゼミC、杉本ゼミB、菅ゼミ、明城ゼミの計6チームが決勝戦に駒を進めました。
各チームは、日々の研究成果を発表し、「情報収集力」、「論理性」、「着眼点」、「プレゼン力」、「質問対応力」という審査基準で、教員の古澤直人先生、馬欣欣先生、八木橋毅司先生、同窓会の花澤良三氏、嶋崇氏の計5名の審査員により採点が行われました。
審査の結果、優勝・杉浦ゼミCチーム「大学のオンライン授業におけるアバター・仮想空間の有用性」、準優勝・明城ゼミチーム「大阪市の学区制廃止は住宅価格に影響を与えたのか?-賃貸物件データを利用した回帰不連続デザイン」
3位竹口ゼミAチーム、4位岡部ゼミBチーム、5位杉本ゼミBチーム、6位菅ゼミチームとなりました。 全体として熱のこもった高レベルの戦いとなりました。
廣川みどり経済学部長、田中美雨学生会代表から開会の挨拶が、村田紀敏同窓会会長、永井健太学生会代表からは閉会の挨拶があり、賞状授与等は廣川みどり学部長が、同窓会からの賞金授与は村田同窓会会長が行いました。
廣川学部長からは、午前に行われた予選の模様が報告され、午後の決勝戦ではより素晴らしい戦いを期待したいという挨拶がありました。
審査員からは、「今回の大会はレベルが上がっていると感じた」「高いレベルの分析・論戦が行われ、新しい分野へのチャレンジも見られて、教員として学ぶべきことが多かった」、初めての審査員からは「このような大会にエントリーし堂々と発表する姿勢には感心した」などのコメントが述べられました。
村田同窓会会長からは、「今回の発表は、私のメモ帳に<気づき>を記す内容が多くありました。社会の変化を捉え、技術を駆使し、自らの考えを述べられていた。この事を、これからの学習の現場で活かす事が、法政大学のロイヤリテイを高める事に繋がります。」というメッセージがありました。
当日は11月中旬を思わせる穏やかな気候に恵まれ、新型コロナウイルス感染症も最近は若干の増加傾向にあるとは言え、その勢いは強くなく落ち着いた状況にありました。感染対策をとりながら進められた大会は、途中の休憩中に「株式投資コンテスト表彰」を挟み、全体としては滞りなくなく進行し、19時無事大会の幕は閉じられました。
参加チームや企画の運営に携わってきた学生会役員の皆さん、コロナ禍の中での活動、大変ご苦労さまでした。
学生会を代表して、メッセージが寄せられていますので以下に紹介します。
(文/写真・菅野里見)
第13回プレゼンテーション大会に参加して
学生会代表
国際経済学科3年 田中 美雨
経済学部学生会代表を務めております、国際経済学科3年の田中美雨と申します。
先日、12月10日に百周年記念館にて第13回プレゼンテーション大会の決勝戦を開催いたしました。
午前には経済学部の各教室にて予選を行い、それぞれの教室で1位となった6チームで決勝を行いました。
予選、決勝共にとても完成度の高い素晴らしいプレゼンが行われ、私は司会を務めながら、発表者の皆さんの研究活動への熱意に圧倒されました。
決勝では、上位4チームの得点が昨年の優勝チームの得点を超え、非常にレベルの高いプレゼンテーションが行われました。
今大会が無事に大成功をおさめることができたのは、同窓会の方々のご協力があってのものです。大会開催に向けご支援いただき誠にありがとうございました。
以 上