今年の箱根駅伝は、法政大学関係者にとり例年にも増してハラハラの観戦でした。

往路4区から5区への中継地点では、9位とまずまずの好順位。

それまでもシード権内を維持したことから、今年は安心できるのではと思っていたところ、往路ゴール地点の芦ノ湖では、あれれ、13位にまでランクダウン!? 

しかも、その2つ後ろには関東学生連合が迫っている! 

関東学生連合って、いつも最下位付近を走っているチームでしょ? 

しかし、この関東学生連合が今年はすごかった。

各大学からの寄せ集めのはずなのに、今大会は14位前後をキープ。ゴール地点の大手町でもなんと14位でフィニッシュ! 

長きにわたりチーム全体を見渡す監督もいないはずなのに、この結果は見事です。

青山学院のぶっちぎり優勝の陰での、もう1つの主役は関東学生連合だったのではと思います。

来年は、関東学生連合に選手を送り出した大学の中から、いいライバルが現れるかもしれません。

さて、話は法政に戻り、復路ではシード権に今一歩届かない11位のあたりをウロウロ。

今年もダメかぁと思っていたところ、最後の直線に入る日本橋の交差点付近で強豪東海大をかわして10位浮上! 

最終ランナーの川上有生君は、この時点で意識がもうろうとしていたのでしょう、ゴール直前で横道に曲がりそうになるアクシデントも。にもかかわらずシード権内ギリギリの10位でゴール。

見ているほうも肝をつぶしたわい。

隣の部屋で別のテレビ番組を観ていた妻に「ゴール直前で逆転、ギリギリシード権内に入ったよ」と告げたところ、「ああ、やっぱりそうでしょう」。駅伝に詳しいわけでもないのに、何でそんなことを言うのだろう?と思ったら、

「少し前に、ウチの前を黒猫ちゃんが通ったのよ。黒猫ちゃんが通るとウチではいいことが起こるの」とのこと。

黒猫ちゃんのおかげなのか? 

いずれにせよ、法政の来年の箱根駅伝出場は確定。黒猫ちゃんの力も借りて?さらに上位を目指してほしいものです。

広報部会長 嶋 崇